後宮からの誘拐 ウィーンオペラ

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後宮からの誘拐

 

作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

 

あらすじ

 

場所:地中海の沿岸のどこかにある太守の王宮

時代:18世紀。

 

第1幕

ベルモンテは婚約者コンスタンツェを探している。コンスタンツェはイギリス人の女中ブロンデとともに海賊の手に落ち、太守セリムに売られたのだった(アリア「ここで会えるはずだ Hier soll ich dich denn sehen」)。太守の家来オスミンが庭にイチジクを摘みにやってくるが、ベルモンテのあいさつを無視する(アリア「かわい子ちゃんを見つけたら Wer ein Liebchen hat gefunden」)。ベルモンテは召使ペドリッロの情報を聞き出そうとする(二重唱「おまえの歌はもうたくさんだ Verwünscht seist du samt deinem Liede」)。オスミンは怒り出す(アリア「こういう風来坊の連中ときたら Solche hergelaufne Laffen」)。ベルモンテはペドリッロと再会し、コンスタンツェを誘拐することにする(アリア「コンスタンツェよ!君に再会するのだ Konstanze, dich wiederzusehen, dich」)。

イェニチェリの合唱(「偉大な太守を歌で迎えよう Singt dem groβen Bassa Lieder」)に伴われて、セリムがコンスタンツェと登場する。コンスタンツェはセリムの求愛を拒む(アリア「ああ私は恋し、本当に幸せでした Ach ich liebte, war so glücklich」)。ペドリッロの勧めによって、セリムはベルモンテをイタリアの建築家として雇う。しかし、オスミンはベルモンテを王宮に入れようとしない(三重唱「とっとと失せろ! Marsch! Marsch! Marsch! Trollt euch fort!」)。

 

第2幕

ブロンデはオスミンの荒っぽい求愛を拒絶する(アリア「優しくして喜ばせて Durch zartlichkeit und schmeicheln」、二重唱「行くよ、でもペドリッロはやめておけ Ich gehe, doch rathe ich dir. Den Schurken Pedrillo zu meiden」)。コンスタンツェは悲嘆に暮れながらブロンデを迎える(アリア「悲しみが私の宿命となった Welcher Kummer herrscht in meiner Seele」)。セリムは暴力を使うと脅すが、コンスタンツェは苦痛も死も恐れないと答える(アリア「どんな拷問が待っていようと Martern aller Arten mögen meiner warten」)。

ペドリッロは恋人のブロンデに会い、ベルモンテが来て逃亡の用意をしていることを伝える。ブロンデは大喜びする(アリア「幸せと喜びが Welche Wonne, welche Lust」)。ペドリッロはオスミンを誘って酒を飲ませ、眠らせようとする(アリア「さあ戦いだ Frisch zum Kampfe」、二重唱「バッカス万歳! Vivat Bacchus! Bacchus lebe!」)。この作戦は成功し、ベルモンテはコンスタンツェと再会する(四重唱「喜びの涙が流れるとき Wenn der Freude Tränen fliessen」)。ベルモンテとペドリッロは、コンスタンツェとブロンデの貞節を疑うが、誤解が解けて和解する(四重唱「ああベルモンテ、私の命 Ach Belmonte! Ach mein Leben!」)。

 

第3幕

ベルモンテとペドリッロがはしごを持って庭にやってくる(ベルモンテのアリア「お前の力が頼りだ Ich baue ganz auf deine Stärke」、ペドリッロのロマンツェ「黒人の国に囚われ Im Mohrenland gefangen war」)。ベルモンテはコンスタンツェを連れ出すことに成功するが、ペドリッロがブロンデと逃げ出そうとするときにオスミンに捕まる(アリア「ああ勝利だ O, wie will ich triumphieren」)。ベルモンテとコンスタンツェも衛兵に連行される。セリムはベルモンテが仇敵の息子であると知り、死刑を命令しようとする(二重唱「何という運命だろう Welch ein Geschick」)。しかし、セリムは二人の悲嘆を聞いて改心し、全員を釈放する。残忍な処刑を楽しみにしていたオスミンはろうばいする(フィナーレ「ご恩は決して忘れません Nie werd ich deine Huld verkennen」)。

プログラムとキャスト

<スタッフ・キャスト>

 

指揮:Angelo Michele Errico

演出:Nurkan Erpulat

舞台装置:Magda Willi

衣装:Aleksandra Kica

照明:Alex Brok

合唱指導:Roger Díaz-Cajamarca

 

太守セリム:Murat Seven

コンスタンツェ:Rebecca Nelsen

ブロンデ:Hedwig Ritter

ベルモンテ:Timothy Fallon

ペドリッロ:Daniel Kluge

オスミン:Stefan Cerny

 

*キャスト等は変更する可能性があります*

フォルクスオーパー・ウィーン

EUROPERA Ticket

EUROPERA Ticketではウィーン・フォルクスオーパーのチケット予約を承ります。

ご予約いただいたチケットは劇場の受付、又はウィーン国立歌劇場隣の当オフィスにてお受け取りいただけます。

又、フォルクスオーパー近くのホテル、公演前後のレストランのご案内・ご予約等も可能です。

連絡先

住所;Operring 4,A-1010, Wien

電話;+43 19677622

メール;office@vienna-concert.com

 

フォルクスオーパーへのアクセス

地下鉄:U6
トラム:40 、 41 、 42
バス:40A
停車駅:ヴェーリンガーシュトラッセ/フォルクスオーパー(Währinger Straße/Volksoper)

タクシー乗り場は環ヴェーリンガーギュルテル(Währinger Gürtel・環状道路)沿いに位置しています。

又、公演終了時にはタクシーが劇場前に待機していますので、ホテルまでのお帰りがご心配な方にはタクシーのご利用をお勧めします。

 

フォルクスオーパーについて

ウィーン・フォルクスオーパーはウィーンでは国立歌劇場についで2番目に大きな歌劇場で、オペレッタ、オペラ、ミュージカル、バレエなど洗練された軽音楽が上演されます。

毎年9月から6月迄のシーズン内に約300公演、35演目が上演され、オペラ「魔笛」「トゥーランドット」、ミュージカル「マイ・フェア・レディー」、バレエ「真夏の世の夢」を始め、多大なレパートリーを誇ります。そして、何と言っても「こうもり」「メリー・ウィドー」「チャルダッシュの女王」「ワルツの夢」他、ウィーン特有のオペレッタはフォルクスオーパーの最も得意ジャンルとして常に生きる喜びに溢れた舞台音楽を堪能できます。

 

歴史

1898年、当時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の即位50周年を記念し、建築家のフランツ・フライヘア・フォン・クラウスとアレクサンダー・グラフによって建設され、同年12月14日に開館しました。

1906年にはアレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーが初代指揮者に就任。1907年に「トスカ」、1910年に「サロメ」が初めて上演され、世界的に有名な歌手であるマリア・イェリッツァやリヒャルト・タウバーなどが出演しました。

第一次世界大戦の時代、フォルクスオーパーはウィーン第2の歌劇場としての地位を守っていましたが、1928年に経営が悪化し倒産、翌年1929年からはオペレッタを主な演目としました。

第二次世界大戦終盤の数ヶ月はしないで2番目に大きな1,550席の映画館として使用されていましたが、終戦後、空襲で壊滅的な打撃を受けたウィーン国立歌劇場の代替役をアン・デア・ウィーン劇場とともにしばらく担っていました。

1955年に国立歌劇場が再オープンしてからは再び、オペラ、オペレッタ、ミュージカルなどの公演に復帰しますが、1991年9月より再度国立歌劇場に属し、出演歌手などが両方の劇場に所属するといった状態になっていましたが、1966年より独立。

 

 

Volksoper Viena
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