ファルスタッフ ウィーンオペラ

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JUN 2022

ファルスタッフ


作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

初演:1893年2月9日 ミラノ、スカラ座

台本:アリーゴ・ボーイト(イタリア語)

原作:ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ヘンリー4世」第1部、第2部と「ウィンザーの陽気な女房たち」


あらすじ


第1幕

時は14世紀初頭の英国国王ヘンリー4世治下。舞台は中部イングランドのウィンザー、ガーター亭の一室。

ファルスタッフは従者バルドルフォとピストーラ、酒場の主人らに囲まれている。ドクター・カイウスがやって来て、ファルスタッフの従者らが強盗をはたらいたと非難するが、気が立っているドクターはすぐに退出する。ファルスタッフは従者達に手紙を握らせ、フォード夫人とペイジ夫人に届けてくれるよう頼む。これらの手紙は立派な女性たちに対するファルスタッフの恋愛感情を意味しており、彼女らを誘惑することが目的であった(実際には彼は金目当てで夫人たちを誘惑しているのだが)。しかしバルドルフォとピストーラはそれを拒絶し、「名誉」にかけて彼の命令に従うわけにはいかないと主張する。ファルスタッフは代わりに近習に手紙を持たせ、従者たちに向かい合い、彼らを追い出す。

場面が変わる:フォードの庭園。アリーチェとメグは、それぞれのことが書かれたファルスタッフの手紙を受け取る。彼女らは手紙を交換し、クイックリー夫人と共に、この騎士を懲らしめることを決める。彼女ら3人はまた、娘ナンネッタをドクター・カイウスと結婚させようと計画しているフォードに対してもあまりいい感情を抱いていない。彼女らが決めたことは、実際には行われない。一方、フォードはバルドルフォとピストーラによって手紙のことを知らされる。彼ら3人は意趣返しを渇望する。短いフェントンとナンネッタの愛の二重唱が後に続く。女性たちは家に帰り、クイックリー夫人を通じた女中が、ファルスタッフを密会に誘う。男性たちも場面に到着し、バルドルフォとピストーラは変名を用いてフォードをファルスタッフに紹介するよう説き伏せられる。


第2幕

第1幕第1場と同じ部屋。バルドルフォとピストーラ(今はフォードに雇われている)が、過去の罪に対する許しを求める振りをしながら、主人の到着をクイックリー夫人に告げる。フォードはシニョール・フォンタナとして紹介され、太った騎士とフォード夫人との仲を取り持つためのお金を要求する。ファルスタッフは喜んで同意し、彼が部屋で素晴らしい衣装を身につけている間に、フォードは嫉妬で焼けるような思いをしている。

場面が変わる:フォードの家の部屋。クイックリー夫人がファルスタッフの来訪を告げると、フォード夫人は大きな洗濯篭を用意する。ファルスタッフの女性を誘惑しようとする企ては、ペイジ夫人が到着したというクイックリー夫人の報告によってすぐに妨害され、ついたての後ろに隠れることを余儀なくされる。怒ったフォードがファルスタッフを捕らえるべく姿を現すと、ファルスタッフは今度は洗濯篭の中に隠れる。その間に、ついたての向こうではフェントンとナンネッタの恋愛の場面が展開し、そこにフォードら男性陣が帰ってくる。接吻の音を耳にした彼らはファルスタッフを捕らえたと思ったが、そこにいたのはフェントンだったので、彼はフォードに立ち去るように言われる。男性たちが再び捜索のために出て行くと、女性たちはファルスタッフが隠れたままの洗濯篭をどぶに放り込み、ファルスタッフは人々の嘲りに耐えなければならなくなる。


第3幕

宿屋の前。ファルスタッフは陰鬱な気持ちで、世の中の惨めな様子を呪う。しかしワインを飲むと、すぐ彼は気分が良くなる。太った騎士は再びクイックリー夫人が招いていることを、男性たちを通じて知る。最初は半信半疑だったファルスタッフが、黒い狩人の装束を着てハーンの樫の木(密会の場所)へ行くことを約束した後、彼はクイックリー夫人と共に家へ入り、男性たちは彼を懲らしめる計略を仕組む。ドクター・カイウスはナンネッタに腕前を見込まれ、彼女の変装について聞かされる。その計略はクイックリー夫人に聞かれていた。

場面が変わる:ウィンザー公園にあるハーンの樫の木。月明かりの真夜中。女性たちはフェントンをモンク僧に変装させ、彼がドクター・カイウスの計画を邪魔するよう準備する。ファルスタッフのフォード夫人との愛の場面は、魔女達がやってくるという知らせで妨げられ、エルフや妖精に扮した男たちがファルスタッフをすっかり打ちのめす。彼らの意趣返しが済むと、ドクター・カイウスは自分が妖精の女王の衣装を付けたナンネッタの代わりにバルドルフォを捕まえていたことに気づくが、一方でフェントンとナンネッタは、フォードの同意を得て結婚する。ファルスタッフは、自分がただの間抜けではないと気づいて喜び、「世の中全て冗談だ」と賛美する。

プログラムとキャスト

ウィーン国立歌劇場

 

EUROPERA Ticketではウィーン国立歌劇場のチケットのご予約を承ります。

ご予約いただいたチケットは劇場、又はオペラ座すぐ隣に我々のオフィスでお受け取り頂けます。

又、ウィーンで開催されるクラシックコンサートは勿論、ご希望であればオペラ座近くのホテルやレストランのご予約も可能です。

連絡先

住所:Operring 4, A-1010, Wien

電話:+43 19688622

メール  : office@vienna-concert.com 

 

 

公共交通機関

地下鉄: U1、U2 、 U4
トラム: 1 、 2、D 、62 
バス: 59A
停車駅:カールスプラッツ/オペラ Karlsplatz/Oper
タクシースタンドが近くにあります。又、公演終了時にはタクシーが劇場前に待機しています。ホテルまでのお帰りがご心配な方にはタクシーのご利用をお勧めします。



歴史


ウィーン国立歌劇場はウィーン造形アカデミーの建築家アウグスト・シカート・フォン・ジッカルツブルクとエドゥアルト・ファン・デア・ニルが共作で設計し、1869年5月25日、当時の皇帝フランツ·ヨーゼフと皇后エリザベートの存在下で、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」により盛大にこけら落としが行われました。

 

フランツ·フォン·ディンゲルシュテット(劇場支配人・詩人)、ヨハン・ヘルベック(指揮者・作曲家)、フランツ・ヤウナー(演出家・劇場支配人)、ヴィルヘルム・ヤーン(指揮者)などの芸術的影響を受け、オペラ座の人気は益々高まっていきました。1897年に総監督となったグスタフ・マーラーは、古い上演システムを改新し、新しい舞台芸術を取り入れ、新世代歌手を積極的に起用するなどの第一次改革を行い、その後後継者たちにも引き継がれていきました。

又、マーラーはそれまでオペレッタを上演しなかったオペラ座にヨハン・シュトラウスの「こうもり」を正式なレパートリーとしました。

 

20世紀になると、総監督のリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」(1916年10月4日)や「影のない女」(1919年10月10日)の初演が行われます。

 

第二次世界大戦中、1938年から1945年年間はオペラ座暗い時代を迎えます。ナチスの下で多くの団員が追放・殺害され、様々な作品が上演禁止になりました。

1945年3月12日、連合軍の爆撃により舞台は破壊され、建物は火災に遭います。その後、ウィーン・フォルクスオーパーやアン・デア・テアーターウィーン劇場が仮の拠点となり、1955年11月5日カール・ベームによる「フィディオ」の上演で再開を果たします。

1956年に芸術監督に就任したヘルベルト・フォン・カラヤンはイタリア語やその他の外国語作品もドイツ語による上演を行ってきたそれまでの慣例を破り、原語上演の方針を導入し、これはその後ドイツその他の大劇場にも波及しました。

 

今日ウィーン国立歌劇場は、多大なレパートリーが故世界で最も重要なオペラ座の一つとみなされています。

 

2010年9月1日以来、音楽監督はフランツウェルザー=メスト、音楽総監督はドミニクマイヤー。

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