クラシック・アンサンブル・ヴィエナ
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ウィーンにある美しいペーター教会では、クラシック音楽の巨匠の作品を、クラシック・アンサンブル・ヴィエナ Classic Ensemble Viennaの奏でる一連のコンサートでお楽しみいただけます。
2台のバイオリン、チェロ、コントラバスから成るこの弦楽クァルテットが、ヨーロッパクラシック音楽の名曲にのせ、皆様をオーストリア、ドイツ、イタリアを巡る旅にお誘いします。クァルテットで演奏する才能豊かな4人は、グループ結成以前、それぞれ国際的舞台で活躍していました。現在では、ウィーンのこの絢爛たるペーター教会を拠点に、音楽好きな方々のために定期的にコンサートを催しています。
このコンサートのために、ペーター教会が選ばれたのは決して偶然ではありません。ペーター教会(Peterskirche) は、ウィーンの最も美しいバロック建築のひとつと見なされているだけでなく、オーストリアの首都ウィーンがまだウィンドボナという名で知られていた4世紀の初期教会の礎の上に、18世紀初頭に建設されたという由緒ある建物でもあります。音楽史に残るクラシックの名曲を演奏するのに、クラシック・アンサンブル・ヴィエナ Classic Ensemble Viennaが選んだこれ以上の場所は望めません。コンサートは、日によって、地下聖堂あるいは教会内のチャペルで行われます。
クラシック・アンサンブル・ヴィンナ Classic Ensemble Viennaの4人の演奏者のみごとな弓さばきで、音楽の都の忘れられない夜となることでしょう。
プログラムとキャスト
プログラム
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756 – 1791):
アイネ・クライネ・ナハトムジーク KV 525
第一楽章 アレグロ
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678 – 1741):
四季
(その季節の曲)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756 – 1791):
レクイエム KV 626 より
イントロイトゥス(入祭唱)とキリエ
ラクリモーサ(涙の日)
ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685 – 1750):
G線上のアリア BWV 1068
フランツ・シューベルト (1797 – 1828):
死と乙女より
第二楽章: アンダンテ コン モート
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770 – 1827):
弦楽四重奏曲 ハ長調 作品59
第3番 ‘ラズモフスキー’より
第四楽章: アレグロ モルト
変更の可能性あり
ペーター教会
ペーター教会はウィーン1区の歩行者天国グラーベン通りの少し奥に位置するローマ・カトリック教会。創設は4世紀後半と言われ、ウィーンで最も古い教会の一つです。現在の建物は1701年から1733年に建設されました。設計はベルヴェデーレ宮殿も手がけた建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラント。ウィーンでは初のバロック様式のドーム建築。1970年にウィーンのオーストリア枢機卿カーディナル・ケーニヒ(Kardinal König)よりローマ・カトリック教会の組織オプス・デイ(Opus Dei)の司祭に譲渡されました。ロットマイヤーの描いたフレスコ画「聖母マリアの被昇天」が壮大。