エマ・スミス

2024年「Parliamentary Jazz Vocalist of the Year」を受賞したエマ・スミスは、現在世界的な注目を集めているジャズシンガーです。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールから世界の有名なジャズクラブまで幅広いキャリアを持ち、マイケル・ブーブレ、クインシー・ジョーンズ・オーケストラ、ジェフ・ゴールドブラム、ボビー・マクファーリン、グレゴリー・ポーターなどと共演・録音してきました。パワフルで表現力豊かなアーティストとして世界中で高く評価されています。米国の人気プロジェクト「Postmodern Jukebox」とのツアーを終えたばかりの彼女は、今最も注目されるジャズボーカルのひとりと称されています。世界的に成功を収めた女性ボーカルグループ「The Puppini Sisters」の一員でもあり、BBCラジオ3では4年間パーソナリティを務めました。また、ロニー・スコッツ・オールスターズのレジデント歌手でもあります。数々の賞を受賞し、「Worshipful Company Of Musicians Medal」やモントルー・ジャズ・コンペティションのファイナリストなど、多くの功績があります。2023年には、37カ国から280名以上が応募した第12回サラ・ヴォーン・ジャズ・コンペティションの決勝に進出した唯一の非米国出身者でした。ソロアルバム『Meshuga Baby』は評論家から高評価を得て、数百万回のストリーミング再生を記録し、BBC2、BBC6、TSF、JazzFMなどからもサポートを受けています。次回作『Bitter Orange』は2025年夏、米国レーベル「La Reserve」よりリリース予定。ヴィンテージな響きを持ちながら、現代を生きる女性アーティストの内面に迫る作品です。

プログラムとキャスト