パトリシア・モレノ

「Mundos Unidos」（「ユナイテッド・ワールズ」）は、ラテンシンガーのパトリシア・モレノによる初のCDであり、作曲家、作詞家、編曲家としての彼女自身を紹介しています。このEPは、モレノ自身の楽曲のみで構成されており、混血の背景を持つ女性アーティストとしての自己認識の表明です。オーストリアとベネズエラのルーツを持ち、アフロ・ベネズエラのリズム、ジャズやポップの要素、そしてベネズエラの民俗メロディーを組み合わせています。ヨーロッパで育った社会的背景の影響を受け、異なる世界を芸術に融合し、包摂、女性のエンパワーメント、愛をテーマにした思索的で楽観的かつ共感的な歌詞による独自の音楽空間を作り出し、すべての人を歓迎しています。

ラテン・グラミーにノミネートされたベネズエラのトランペット奏者チピ・チャコンは、2023年9月にバレンシアの著名なJazztone Studiosでパトリシアと共に「Mundos Unidos」をプロデュースし、パトリシアの楽曲に自身のホーンアレンジも提供しました。また、キャッチーなサルサ曲「Mariposa Roja」のアレンジも担当しました。特別ゲストとして、ラテン・グラミー受賞のクアトロ奏者ミゲル・シソが2曲でパトリシアと共演しました。ミキシングとマスタリングは、グラミー受賞者のジャーマン・ランダエタがマイアミのPhaseland Studiosで行いました。このEPは、繰り返し聴いて新たな発見をする以外、何も不足していません。**

プログラムとキャスト

パトリシア・モレノ：ボーカル
チピ・チャコン：トランペット、フリューゲルホルン
ミゲル・シソ：クアトロ
ファグナー・ウェズリー：キーボード
ロベルト・コッホ：ベース
ジョニー・ゴメス：ドラム、パーカッション