三部作
JUN 2026 | ||||||
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三部作 – ジャコモ・プッチーニ | オペラ
台本:ジュゼッペ・アダーミ&ジョヴァッキーノ・フォルツァーノ
原作:ダンテ・アリギエーリ&ディディエ・ゴルド
上演時間:約3時間30分
あらすじ
『外套(Il tabarro)』は、セーヌ川のパリの船乗りたちの世界を舞台にした陰鬱な夫婦ドラマ。亡くなった子供への深い悲しみがミケーレとジョルジェッタの間に立ちはだかり、ジョルジェッタが労働者ルイージと関係を持ったことで、物語は悲劇へと向かう。
『修道女アンジェリカ(Suor Angelica)』は、ジョヴァッキーノ・フォルツァーノが台本を手がけた「感傷的」な物語で、主人公の修道女アンジェリカは、過ちによって授かった息子の思い出から生きる力を得ているが、その最後の支えも失ってしまう。
『ジャンニ・スキッキ(Gianni Schicchi)』は喜劇的な第3部で、フォルツァーノが再びダンテの『地獄篇』から短いエピソードを脚色。裕福なフィレンツェの男ブオーゾ・ドナーティの遺産を得るため、親族はジャンニ・スキッキに成りすましを頼み、彼が臨終のふりをして都合の良い遺言を口述させようとする。
外套 – 55分
休憩 – 25分
修道女アンジェリカ – 50分
休憩 – 25分
ジャンニ・スキッキ – 55分
プログラムとキャスト
Il tabarro
ミケーレ – ミヒャエル・フォレ
ジョルジェッタ – ニコール・カー
ルイージ – アルセン・ソゴモニャン
ティンカ – アンドレア・ジョヴァンニーニ
タルパ – ダン・ポール・ドゥミトレスク
フルゴラ – モニカ・ボヒネッツ
音楽監督 – ロレンツォ・ヴィオッティ
演出 – タチアナ・ギュルバツァ
舞台美術 – ヘンリク・アール
衣装 – ジルケ・ヴィルレット
照明 – シュテファン・ボリガー
衣装アシスタント – カール=クリスティアン・アンドレーゼン
Suor Angelica
アンジェリカ修道女 – ニコール・カー
公爵夫人 – ヴィオレータ・ウルマーナ
修道院長 – モニカ・ボヒネッツ
見習いの指導修道女 – ジュリエット・マルス
熱心な修道女 – ダリア・スシュコワ
ジェノヴィエッファ修道女 – イレアナ・トンカ
看護修道女 – テレーザ・サレシュ・レボルダオン
第1の物乞い修道女 – アナ・ガロティッチ
衣装アシスタント – カール=クリスティアン・アンドレーゼン
Gianni Schicchi
ジャンニ・スキッキ – アンブロージョ・マエストリ
ラウレッタ(彼の娘)– ニコール・カー
ジータ(ブオーゾのいとこ)– ヴィオレータ・ウルマーナ
リヌッチョ(ジータの甥)– カン・ワン
ゲラルド(ブオーゾの甥)– アンドレア・ジョヴァンニーニ
ネッラ(彼の妻)– アンナ・ボンダレンコ
ベット・ディ・シーニャ(ブオーゾの義兄)– チュソン・ガブリエル・パク
シモーネ(ブオーゾのいとこ)– ダン・ポール・ドゥミトレスク
マルコ(彼の息子)– アティラ・モークシュ
ラ・チェスカ(マルコの妻)– ダリア・スシュコワ
スピネッロッチョ医師 – ハンス・ペーター・カンメラー
アマンティオ・ディ・ニコラオ(公証人)– シモナス・ストラズダス
ウィーン国立歌劇場
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その他、ヨーロッパ内(パリ、ミュンヘン、ミラノその他)のオペラ、コンサートのチケットも確実のに手配いたします。
ご予約いただいたチケットはEチケットとなります。もしもEチケットが届かない場合は、メールでお知らせください。
又、ウィーンで開催されるクラシックコンサートは勿論、ご希望であればオペラ座近くのホテルやレストランのご予約も可能です。
連絡先
住所:Wohllebengasse 6/2,
1040, Wien
電話:+43 19688622
メール : office@vienna-concert.com
公共交通機関
地下鉄: U1、U2 、 U4
トラム: 1 、 2、D 、62
バス: 59A
停車駅:カールスプラッツ/オペラ Karlsplatz/Oper
タクシースタンドが近くにあります。又、公演終了時にはタクシーが劇場前に待機しています。ホテルまでのお帰りがご心配な方にはタクシーのご利用をお勧めします。
歴史
ウィーン国立歌劇場はウィーン造形アカデミーの建築家アウグスト・シカート・フォン・ジッカルツブルクとエドゥアルト・ファン・デア・ニルが共作で設計し、1869年5月25日、当時の皇帝フランツ·ヨーゼフと皇后エリザベートの存在下で、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」により盛大にこけら落としが行われました。
フランツ·フォン·ディンゲルシュテット(劇場支配人・詩人)、ヨハン・ヘルベック(指揮者・作曲家)、フランツ・ヤウナー(演出家・劇場支配人)、ヴィルヘルム・ヤーン(指揮者)などの芸術的影響を受け、オペラ座の人気は益々高まっていきました。1897年に総監督となったグスタフ・マーラーは、古い上演システムを改新し、新しい舞台芸術を取り入れ、新世代歌手を積極的に起用するなどの第一次改革を行い、その後後継者たちにも引き継がれていきました。
又、マーラーはそれまでオペレッタを上演しなかったオペラ座にヨハン・シュトラウスの「こうもり」を正式なレパートリーとしました。
20世紀になると、総監督のリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」(1916年10月4日)や「影のない女」(1919年10月10日)の初演が行われます。
第二次世界大戦中、1938年から1945年年間はオペラ座暗い時代を迎えます。ナチスの下で多くの団員が追放・殺害され、様々な作品が上演禁止になりました。
1945年3月12日、連合軍の爆撃により舞台は破壊され、建物は火災に遭います。その後、ウィーン・フォルクスオーパーやアン・デア・テアーターウィーン劇場が仮の拠点となり、1955年11月5日カール・ベームによる「フィディオ」の上演で再開を果たします。
1956年に芸術監督に就任したヘルベルト・フォン・カラヤンはイタリア語やその他の外国語作品もドイツ語による上演を行ってきたそれまでの慣例を破り、原語上演の方針を導入し、これはその後ドイツその他の大劇場にも波及しました。
今日ウィーン国立歌劇場は、多大なレパートリーが故世界で最も重要なオペラ座の一つとみなされています。
2010年9月1日以来、音楽監督はフランツウェルザー=メスト、音楽総監督はドミニクマイヤー。