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シティ・オブ・バーミンガム交響楽団

Venueウィーン・コンツェルトハウス
Calendar火 06 4月 2027
あらすじ / 詳細

忘却に抗うオペラ

1950年代後半、ブラジルへ向かう大西洋横断客船。ミェチスワフ・ヴァインベルクのオペラ《パッセンジャー》では、元強制収容所の女性看守リザが、自らの過去と向き合うことになります。戦後15年を経て、彼女は船上で、収容所を奇跡的に生き延びたマルタと再会します。乗客たちがダンスを楽しむ一方で、回想場面が収容所での恐ろしい日々を鮮烈によみがえらせます。

 

現代オペラの傑作

1919年にワルシャワで生まれたヴァインベルクは、ホロコーストによって家族全員を失いました。彼はソビエト連邦へ逃れることで命を救われ、そこでドミトリ・ショスタコーヴィチという芸術的支援者であり、国家権力の恣意的な迫害から守ってくれる存在に出会います。ショスタコーヴィチは、1968年に完成し、ヴァインベルク自身が最高傑作と考えていた《パッセンジャー》の上演にも尽力しました。しかし検閲によって上演は実現せず、初演は2010年、ブレーゲンツ音楽祭まで待たなければなりませんでした。この作品では、ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリンのための《シャコンヌ》が引用されるほか、民俗音楽、ジャズ、無調音楽の要素が巧みに融合されています。ショスタコーヴィチはこの作品について、「《パッセンジャー》は、この世で最も恐ろしい悪であるファシズムに立ち向かった人々への賛歌である」と語っています。

 

音楽による追悼

シティ・オブ・バーミンガム交響楽団・合唱団は、ミルガ・グラジニーテ=ティーラの指揮のもと、卓越したソリスト陣を迎え、この現代オペラの傑作を演奏会形式で上演します。ドイツ語、ポーランド語、チェコ語、イディッシュ語、フランス語、英語で歌われるこの作品は、ホロコーストの犠牲者を追悼し、その犯罪を決して忘れないための力強い音楽的記念碑となっています。

キャスト

シティ・オブ・バーミンガム交響楽団
シティ・オブ・バーミンガム交響合唱団

ユーリー・サモイロフ:タデウシュ(バリトン)
アドリエン・ミクシュ:マルタ(ソプラノ)
アンナ・ゴルバチョヴァ=オギルヴィ:カーチャ(ソプラノ)
リディア・ヴィニェス・クルティス:クリスティナ(メゾ・ソプラノ)
マルタ・フォンタナルス=シモンズ:ヴラスタ(メゾ・ソプラノ)
シャイ・ブロッホ:ハンナ(アルト)
オリヴィア・ドレイ:イヴェット(ソプラノ)
ヘレン・フィールド:老女(ソプラノ)
リューバ・ソコロワ:ブロンカ(アルト)
ダヴェダ・カラナス:リザ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・シュコフ:ヴァルター(テノール)
ジェラルディーヌ・デュレ:主任看守/カポ(語り)
アルベルト・カサルス:親衛隊員(テノール)
マルセル・バコニ:親衛隊員(バス)
フロールフル・サイムンドソン:親衛隊員(バス)
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ:指揮

 

プログラム

ミェチスワフ・ヴァインベルク

《パッセンジャー》(Passazhirka)
2幕、8場、エピローグから成るオペラ 作品97(1968)

ドイツ語、ポーランド語、チェコ語、イディッシュ語、フランス語、英語による演奏会形式での上演。

会場
ウィーン・コンツェルトハウス

ウィーン・コンツェルトハウスはウィーン国立歌劇場、ウィーン楽友協会に並ぶ、世界でも屈指のコンサートホールです。毎年9月から6月までのシーズン中の来場客数は60万人を超え、2500もの作品を含む、約750もの様々なイベントが開催されます。

19世紀末、人々が「未来のコンサートホール」を夢に見た際、それは伝統色の強いウィーン楽友協会とは異なり、多種・多様なイベント開催が可能でより広い趣味・趣向の人々が楽しめるものでした。実際に建築家のルードビッヒ・バウマンの最初の考案は「コンサート、スケートショー、自転車ショーが同時に開催でき、4万人もの聴衆を収容できるホール」といったものでした。さすがに実現はできませんでしたが、このアイデアは常に建設計画の根本にあり、後に当時の有名な劇場建築家フェルディナンド・フェルナー、ヘルマン・ゴットリープ・ヘルマーと共に1911年に建築が始まり1913年に完成した建物は、大ホール、モーツァルトホール、シューベルト・ホールではそれぞれ別々のコンサートを、他のホールに支障を施すことなく開催する事ができます。

1913年10月19日に当時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世臨席の下、柿落としが行われます。このコンサートの為にリヒャルト・シュトラウスは5管編成の「祝典前奏曲」を作曲し、初演しました。このコンサートの後半はベートーベン第九へと続きますが、このプログラムの組み合わせは「新しい芸術と伝統的な作品の融合」という、コンツェルトハウスのその後今日まで至るアイデンティティーの基礎を確立しました。

尚、現在ではウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団などのフランチャイズホールになっています。

 

ウィーン·コンツェルトハウスへのアクセス

公共交通機関: 

地下鉄:U4 シュタットパーク(Stadtpark)より徒歩3分

地下鉄:U4/U1カールスプラッツ駅から徒歩10分

トラム:D/2/71 シュバルツェンベルガープラッツ(Scwarzenbergerplatz)より徒歩3分

タクシー: 
最寄りのタクシースタンドはホテルインターコンチネンタル(地下鉄4シュタットパーク駅出てすぐ)内、又はホイマルクト通りのホテルアムコンツェルトハウス(コンツェルトハウル正面入り口の反対側)内。

 

大ホール

 

600以上の小部屋に囲まれた、コンツェルトハウスの心臓部。大スペースでありながら古典バランス感覚も組み込まれて設計されている。そのステージは、長年に渡って多くの忘れられないコンサートのが繰り広げられて来ました。ここは、演奏者、聴衆、空間を乗り越えた独特な音が完成される空間です。 

世界的に有名なオーケストラ、名ソリスト、大指揮者、伝説ジャズ·ミュージシャン、様々なジャンルの音楽家にとって1800人以上収容できる大ホールは間違いなく理想郷であると言えます。

大改装後の1999年より、大ホールは更なる輝きを放っています。技術が向上し、より快適になりながらもホール内の伝統的な優雅な雰囲気は損なわれずにいます。大ホールがかもし出す独特の雰囲気により、様々なジャンルの音楽家の幅広い活動が可能です。

 

 

モーツァルトザール

 

オープンで気品のあるモーツァルトホール。その比類のない輝きにより、国際音楽舞台の宝石とも言える美しさを誇ります。

座席数700席余りの為、適度に集中し、リラックスして聴けるホールであり、室内楽、リサイタル、小オーケストラなどの公演に適しています。

その美しい音響は世界的に高い評価を得、名高いアンサンブルや名ソリスト達はこのホールを録音会場としても使用しています。

その為、大改装の際には、コェルトハウス内の他の全てのホール同様、モーツァルトホールにも直接レコーディングスタジオ、技術、制御室が隣接されました。

 

 

 

 

シューベルトザール

 

シューベルトザールはエレガントで祝祭的な雰囲気をかもし出し、サロン会場に最適です。

座席数320、室内楽コンサートはもちろん、パーティーやレセプション、ディナー、食事付き講演など幅広く使用されています。ランチタイムコンサートシリーズは常に人気です。

多くの若手音楽家がこのシューベルトザールでキャリアの第一歩としてのコンサートを行います。



座席数:320
リアム:240㎡
表彰台:50㎡

 

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